ホンダのバイクの知識

ホンダ

ホンダはいわずと知れたクルマ・バイクメーカーです。生まれたのは第2次大戦後の復興期です。1946年本田宗一郎が静岡県浜松市に本田技術研究所を開設。旧陸軍で使用されていた発動機を入手しそれを元に原動機付自転車を開発しました。翌年には自社開発のエンジンを搭載した「A型」を製作。そして1948年本田技研工業株式会社の設立となりました。

1949年、自社設計の2輪車「ドリームD型」、1958年には現在も続く「スーパーカブC100」を発売、1960年代にはモータースポーツの世界で輝かしい成績を残し、世界中にその名を知らしめることとなりました。この頃CB750Fを販売開始、圧倒的な性能を擁したスーパースポーツ車はまたたく間に話題となり現在も続くシリーズとなっています。

1980年代に入ると、空前のスポーツ車ブームがおとずれ、VT250F、CB400Fなどの名車を生みだし、やはり2輪車に対する技術力は圧倒的だとバイクファン、レースファンを唸らせました。

2輪業界を常に牽引してきたホンダ。アイドリングストップ機構を設けたスクーターPCX、デュアルクラッチトランスミッションを採用したNCシリーズ、常に他社より優位性のある車両開発を進めています。最近では「倒れないバイク」を開発。ロボットであるASIMOで培ったテクノロジーをもとに、低速時のふらつき、転倒を抑止するバイクを発表し、知識層をも驚かせました。ますますこの業界を牽引する存在として君臨しています。