バイクのスペックの知識

スペック

バイクに興味を持ち始めた方が知るべき知識の1つに、スペックの違いがあります。わかりやすい代表例は、見た目の違いです。単純に印象が異なるだけでなく、風の抵抗や乗車姿勢に大きな影響を与えます。レース場で走る訳ではないから、別にどれを選んでも構わないだろうと思うかもしれません。しかし、カウルのついているモデルは走行中にライダーが受ける風を和らげてくれるので楽ですし、乗車姿勢に無理のないモデルはツーリングも楽にこなせます。

また、エンジンの性能もバイクのスペックの違いが現れる所です。原付のように排気量が少なく馬力も比較的低いモデルは燃費が良く、物によってはガソリン1Lで100km以上の距離を走れます。中型や大型のモデルになると排気量が多く馬力が強くなり、力強い走行が可能です。燃費という点では原付に劣りますが、信号待ちからのスタートもスムーズですし、バイクならではの疾走感のある走りを楽しめるのは何よりのメリットと言えるでしょう。

この他にも様々な点で違いがありますが、ユニークなポイントとしてエンジンを動かす方法があります。ボタンを押して一発でエンジンが動く便利なモデルがある一方、脚でレバーやペダルをキックしてエンジンが動き出す、古き良き操作感のあるモデルもあります。