バイクの速度の知識

速度

最新のバイクは速度に関しては必要十分なもので、中型クラスなら時速200km以上は出ると考えてよいでしょう。最高速が抑えられているものは、トルク特性が強くなっています。低回転・低出力タイプは低速走行で抜群の安定性を発揮してくれますが、最高速は落ちてしまいます。ただ、日本では高速道路を時速200kmオーバーで走行するケースはないため、最高速よりもトルクの太さのほうが重要でしょう。

現在の日本のバイクの最高速は時速300kmに達しますが、リミッターがなければ330km以上は出せると言われています。レーシング用だと時速400kmに達するマシンも登場しています。逆輸入マシンは300kmリミッターがないので、それ以上の速度を出すことが可能です。

最高速はライダーの体重によって変わってくることは知識としてよく知られています。バイクは車重がクルマよりも軽いので、乗り手の体重が大きく影響してきます。少しでも最高速を上げるためには、マシンを軽量化していくことも大切でしょう。これは燃費のアップにもつながりますから、長い目でみると経済的でもあります。体重はバイクの3分の1程度が好ましいため、自身の体重を元にしてマシンを選んでいくのもよいでしょう。